うつ病は誰でも発病する可能性がある病気です

疲れているのに眠れない

気分障害を経験した患者について厚生労働省が3年ごとに調査しているのですが、近年増加傾向にあるという結果があります。仕事や家事で身体は疲れているのに、頭が冴えて眠ることが出来ない。そんな日々が続いたら、体力だけでなく精神的にも参ってしまいます。うつ病は精神的ストレスや身体的なストレスが蓄積していくことで脳が機能不全に陥り、これまで難なく対処できたことが出来なくなる状態をいいます。脳が正常に機能していない為にものの見方が否定的になり、自分をダメな人間と思い込んでしまうのです。眠れない症状のほかにも、食欲がなくなる、以前は楽しめたことが楽しくなくなる、1日中気分が落ち込んでいる状態が長く続きます。

うつ病と診断するには

眠れないことや食欲がないだけで、うつ病だと診断はできません。うつ病と診断するには「大うつ病」というタイプに診断基準があり、これが参考となります。うつ症状には性格や置かれている環境、その他の病気やこれまで服用していた薬の影響が関係していることもあるのです。さらに、これまで躁状態や軽躁状態を経験している場合はうつ病ではなく、双極性障害(躁うつ病)の可能性があります。うつ病ではない場合、治療方法も違ってくる為、しっかりと患者の話を確認して診断してくれる病院や信頼できる医師を見つける必要があります。うつ病は「心が風邪を引いた状態」といわれるほど、誰でも発病する可能性がある病です。それだけに、診断や治療方法が重要となります。

TMS」は、うつ病治療法のひとつです。電磁石を用いて発生させた弱い電流を脳の特定部位に働きかけることで、脳の機能低下に関係しているとされる脳の血流量や代謝を増加させます。副作用もほとんどありません。